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萌木の村マガジン

マンスリー上次さん 2026.4月号

2026

Apr

01

清里の楽しみ方

萌木の村 地ビールレストランROCKから南方面にくだる遊歩道の入口に、ナチュラルガーデンズMOEGIの案内看板を兼ねた石積みオブジェが作られました。巨大な岩ふたつと小さな岩を組み合わせたフォトスポットになりうる自然石のオブジェです。

本当にすごいと思うんです。まず、このような物を使ってこんな大きな物を作ろうと考えられる人がいるということがすごい!普通の人ではこんな大きな自然石を使ったオブジェを考えるでしょうか?!萌木の村には「工房モルゲンロート」の小林雅之さんという人がいます。小さなキャンドルスタンドからはじまり、ROCK前のクリスマスツリーや国道沿いの看板製作など大きな構築物まで手がけてくれています。その小林さんがナチュラルガーデンズMOEGIの生みの親・ポール・スミザーさんから思いを聞き取り、小林さんが素材や大きさなどを考えて、土木工事を担当する輿水章一さんに相談しました。輿水さんは10年以上萌木の村の花壇造成で石積みを担当した人です。輿水さんがこんなに大きな石のある場所を知っていて、どうしたら現場に移動・設置できるかを段取りします。そして当日このメンバーでスムーズに作業をして計画通りに石積みは完了しました。段取りというのは非常に重要で、今回は大きなクレーン車が必要になりました。クレーン車作業を最短でおさめないとクレーン車のスケジュールはその場で追加はできません、費用も数十万円単位で変わってしまいます。見事な計画でした。

ふたつの巨大な八ヶ岳の自然石、私の知人が持っていたんですが、今までは土手の土留として使われていました。輿水さんが最初にデザインを見た瞬間に、この石を使うことを提案してくれました。そしてこの作業には大型クレーン車が必要ということで、この手配は会社の常務舩木良のコネクションで進められました。最短で最安値で計画されました。この後、鉄製のロゴマークが小林さんの技術で制作され、石に取り付けられます。もうひとつの石にはガーデンマップも取り付けられ、お客様の休憩場所・撮影スポットとして仕上げていきます。

今回の作業を通じて思ったことは、「こうありたい」と強く念じる人がいること。できあがりの風景などを描ける人がいること、その段取りを考えて計画を立てられる人がいること、それらの人たちがチームを組んで問題解決に取り組めば不可能なことはないと思いました。そしてこのオブジェが完成した時、何が起こるのかが見えています。皆さんがこの前で記念写真を撮っていく風景がチーム全員に見えているのです。

今、この作業と同じことが清里にも求められていると思うのです。低迷している地域ですが、外部から見ると魅力的なことがたくさんあるのです。大きな資本を動かしてこの八ヶ岳地域を開発しようとする力が動き始めています。未来の清里をどう描くのか?そして清里が持っている財産をどう活かし使うのか?必ず描ける人がいるはずです。①イメージできる人、②それをプランとして組み立てることができる人、③作業する技術を持っている人、この三者がチームを組んでことにあたる必要があると思います。

今回のオブジェは、八ヶ岳の材料を使って、萌木の村らしくて、世界にひとつだけの作品です。私たちはこのふるさとだけの新しい価値観と生き方をクリエイティブに作っていきたいものです。今回は私の満足感とワクワク感を皆さんと共有したいと思い書かせていただきました。

令和8年4月1日

萌木の村村長

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