萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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マンスリー上次さん 6月号

joji2015.png 私は今、ウイスキーとのコラボレーションだけにとどまらず、「清里フィールドバレエ」を中心に、ここ清里を世界で一番素敵な場所にしたいと思っています。実は清里はその条件は整っています。八ヶ岳、南アルプス、秩父の山々、そして富士山と四方を美しい山々に囲まれ、その景観の素晴らしさはどこにも比較するものがないと心から感じています。
清里に住んでいる私達にはこのすばらしい環境が日常風景の当たり前のものなってしまっていて、宝物である事を自覚していないのではないかと思います。その事をしっかりと自覚し遠景の美しさをさらに美しくするために、近景の景観をしっかりと整備してくことが大切になります。さらに、この地に住む人達が誇りを持って未来に向かい、こつこつと自分磨きを行い、町づくりをしていく事が大事であるとも思っています。私はこの地に住む人達が人間として志を高く持つ事が出来た時に、この地はすばらしいまちになると確信しています。今、私のやっている「清里フィールドバレエ」やポール・スミザーさんと行っている「萌木の村ナチュラル・ガーデン」づくり、若い従業員達の夢の実現に向けたサポートは、まさにその第一歩です。

今、私は朝の目覚めが楽しくて仕方ありません。「清里フィールドバレエ」の25周年を記念してサントリーの名誉チーフブレンダーである輿水精一さんのブレンドウイスキーを昨年、300本限定でつくりました。そのウイスキーが「ウイスキーワールド」というウイスキーの専門書において、この10年のウイスキーを振り返る特集の中で、日本のブレンドウイスキー部門で最高の評価を得ることになりました。また、この10年間に日本で発売されたスコッチ、バーボン、ジャパニーズウイスキー等の中で、日本のウイスキーとして唯一「清里フィールドバレエ25周年記念ウイスキー」が10本の中に選ばれました。このウイスキーはブレンダーの輿水精一さんが「清里フィールドバレエ」を鑑賞してくださり、そのイメージをウイスキーの味を通して表現した、幻のウイスキーなのです。今や
インターネットの時代、皆様もインターネットで「清里フィールドバレエ25周年ウイスキー」と検索してみてください。今、この業界では大きな話題の1つになっています。このウイスキーには以下のような説明文があります。

毎年7月から8月にかけて、約2週間の日程で八ヶ岳南麓清里高原、萌木の村、特設野外劇場で開催される清里フィールドバレエは、日本で唯一、連続上演されている野外バレエ公演として今年で25年を迎えます。
劇場では見ることのできない、また感じることのできない野外バレエならではの芸術。自然と共存し、風になびく衣装の美しさに感動し、月に照らされる舞台に自然の恵みを思い、その瞬間を刻む時に、喜びを感じる。この感動を一人でも多くの方に体験していただきたい、日本にも野外バレエを定着させたいという思いが、清里フィールドバレエに結実しました。
このオリジナルウイスキーは「清里フィールドバレエ」25回目の公演を記念して生まれました。ボトルに浮かび上がるのは、月明かりに照らされた華麗な踊り。フィールドバレエならではの優美さ、繊細さをイメージしました。
山梨県北杜市の白州蒸留所モルト原酒を厳選。清里フィールドバレエ誕生の年、1990年に蒸留したモルト原酒を主体に、多彩な個性のモルト原酒をブレンドしたピュアモルトウイスキーです。山梨県の豊かな森で育まれた白州蒸留所モルト原酒の透明感ある華やかな香り、長期熟成由来のまろやかさが、軽快なスモーキーフレーバーでいっそう引き立ちます。25年の年月をゆっくり感じながら、長く続く心地よい余韻をお愉しみください。


今年も「清里フィールドバレエ」記念ウイスキーの製作を企画しています。今後の展開をぜひ楽しみにしていてください。
上次さんの気持ち
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