萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
<< 「セグウェイ」がやってきた! | TOP | 新年度! >>

マンスリー上次さん 4月号

joji.jpg 巨大地震・原発事故。今までも多くの問題を抱えていた私達のふるさと・清里高原は、今もっとも大きな試練を正面から受け止めなければならない時に立たされています。
被災に遭った人々、そこに関わっている多くの人々は、今の当面の問題を解決していかなければならないでしょう。では、私達はどう思い、行動したら良いのでしょう。そんな事に悩み、考えていた時に、ルドルフ・ジュリアー二 元ニューヨーク市長(1994年1 月~2001 年12 月)の言葉に出会いました。

「救援・復興活動が第一優先だが、それに携わらない残りの人々は、今までどおり、いや、今まで以上に楽しんで仕事をし、遊んで欲しい。楽しむ、遊ぶ、とは、出社前にはコーヒーを飲み、今まで以上に勤勉に働き、仕事が終わったら食事や酒を楽しむということだ。また、買いたい物を我慢している人は、今こそ、それを買う時だ。こうした経済活動や商業活動を維持することこそが、卑劣なテロに対する最大の対抗手段である。安易な自粛モードは、NY の活性化を妨げ、経済の低下を招き、結果、復興支援にお金が回らなくなるなどテロの2次被害を招く。だからこそもう一度言いたい。みなさんには今まで以上に楽しんで仕事をし、遊んで欲しい」

この言葉に出会い私は、このような考え方の元にこれからの行動を起こしていこうと思いました。実は今年夏のフィールドバレエの開催についてやるべきか、止めるべきか、そして停電の問題、舞台を作る資材の問題等が先日も私のところに報告されました。これらの事は氷山の一角です。今回を乗り越え、実現する為には、大きなエネルギーが必要だと思います。ルドルフ・ジュリアー二の言葉と出会い、私は今年こそ、災害被災者の方々の為にも、そして夢と希望を持っていただく為にも、仲間達と共に今年のフィールドバレエを成功させなければならないと思います。皆さんもそれぞれの所でこんな時だからこそ笑顔いっぱいで、そのエネルギーを私に送って下さい!これからも皆さんとの絆をしっかり結び、皆さんの期待に応えていきたいと思います。私達が悩んでいる時にも自然の木々や広場の芝はしっかり芽吹きをして準備を始めてくれておりました。私に、一緒に頑張ろうとエールを送ってくれておりました。

清里若者達のグループ「チーム清里」の活動も見てあげて下さい。
上次さんの気持ち
- | -