《急遽開催》ピアニスト福井真菜 能登半島地震チャリティコンサート

ー収益は全額、被災した輪島塗職人・大崎庄右衛門さんの工房へ寄付しますー

オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズで2月3日(土)、ピアニスト福井真菜さんによる能登半島地震チャリティーコンサートを開催します。

真菜さんと親交のある「大崎漆器店」の輪島塗職人 大崎庄右衛門さんがこの度の地震で被災。国登録有形文化財にも指定されている家屋・工房も倒壊の被害に遭いました。

被害を知った福井さんから「彼らの力になりたくて。集まったお金は全額寄付したい」との連絡がオルゴール博物館に届き、急遽開催することにしました。

昨年11月にクラウドファンディング成功第1弾コンサートとして開催し、大好評を博したチッカリング・グランドピアノによる「Nostalgie de Futur Vol.6 Tableaux d’une exposition（展覧会の絵）」。

真菜さんの小さな体からほとばしる、繊細かつ力強いピアノの音がもう一度違う形で生まれます。

あの感動をもう一度！今度は輪島塗の復興支援としてぜひ味わいにいらしてください。

■開場：16時半、開演：17時
■チケット：¥5,000 ※全額、「大崎漆器店」に寄付します
■お問い合わせ、ご予約：オルゴール博物館ホール・オブ・ホールズ
【Tel】0551-48-3535（水曜木曜休館）
【Mail】halls@moeginomura.co.jp

＊演奏会動画、画像は前回演奏会開催時のものです＊

◆以下、福井真菜さんのSNSからの引用です◆

---

【急遽開催】

2月3日の土曜日に、能登半島地震のチャリティーコンサートを、清里の萌木の村、オルゴール博物館「ホール・オブ・ホールズ」にて行います。

寄付先は、輪島塗りの第一人者、大崎庄右衛門さんの工房です。
@osakisyoemon

地震によって家屋、工房とも倒壊したとのことで、些細ながらもお力添えをしたいと考えています。

現代の黒いピアノは、１９世紀末に数回に渡ってパリで開催された万博博覧会によって巻き起こった、ジャポニズムによる漆塗りの影響によるのですが、庄右衛門さんの生涯の夢として、某楽器店とのコラボレーションによる「輪島塗りの一流技術による、赤い漆塗りのピアノ」の制作があるとのこと。
工房を再建し、その夢を叶えていただければ、と強く願います。

プログラムは、ピアノソロで、絵画によって触発された作品によるリサイタルです。

入場料として5000円いただきますが、全額寄付となります。

デオダ・ド・セヴラック　
ー　水の精と不謹慎な牧神 （夜の舞)
ー　日向で水浴びする女
武満徹　
ー　閉じた眼　II
クロード・ドビュッシー
ー　喜びの島
モデスト・ムソグルスキー
ー　展覧会の絵