萌木の村 村民かわら版

八ヶ岳・清里高原「萌木の村」のスタッフが綴る季節ごとの村の表情や、個性あふれる各店舗のあれこれです。
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マンスリー上次さん 5月号

joji2015.png   清里のポール・ラッシュ博士が“アメリカンフットボールの父”と呼ばれている事を知る人は少ないでしょう。なぜ萌木の村が作るビールの名前が「タッチダウン」なのかを知る人も少ないでしょう。

 今回中村多聞さんが共同通信社のサイトの週刊TURNOVERで分かりやすくポール・ラッシュ博士とアメリカンフットボールとタッチダウンビールの関係を解説してくれています。その中でいろいろアメフトに関った人達が登場しますが、今の私達が誇りを持って仕事をしていかれるのは、そのような方々の計り知れないご理解とご協力があったからだとつくづく思います。ビールの専門誌(Beer&Pub 2015 SPRING vol.13)において今月号から3回にわけて「タッチダウンビール」の物語が掲載されます。世界的なコンクールでアジア№1、世界で金賞をとることができたからです。醸造スタッフがいつもここだけのビールを作りたいと言い続けてきた結果だと思います。(彼らにとって口惜しいのは、私がお酒を飲めないために、醸造スタッフは私からうまい!と褒められることがないのです。どうか皆さん我々のビールが美味しかったら、うちのスタッフを褒めてやってください)

 で、話しは戻ります。アメリカンフットボールの日本チャンピオンを決めるのが1月に東京ドームで行われる「ライスボウル」です。最優秀選手(MVP)に贈られるのが「ポール・ラッシュ杯」です。中村多聞さんは2回その頂点を決める「ライスボウル」に出場しましたが、1回しか「ポール・ラッシュ杯」を手にすることはできませんでした。そんなアメリカンフットボールのスーパースターの一人・中村多聞さんが、東京西麻布の居酒屋「塩屋」で「タッチダウンビール」を皆さんに飲んでもらうために取り扱ってくださることになりました。今の時代は本当に人のつながり、キズナ、何かの縁、そんな結びつきがとっても見直されているのでしょうね。

 この清里の地というのは何がすごいかというと、やはりポール・ラッシュ先生がこの地を選んでくれたということです。始まりはすべてそこからです。考えれば考えるほど、不思議でたまりません。私達と中村多聞(「塩屋」)さんとのつながりも、どう進化していくのかとっても楽しみです。

 関わる人達が共通の想いで結ばれているということがとっても大事なことだと思う、今日この頃です。
上次さんの気持ち
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